◆プラスアルファって何よ?
【目次】
□ご挨拶
□プラスアルファって何よ?
□編集後記
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□ご挨拶
こんばんは!
元産廃Gメンの行政書士、尾上雅典です。。
今日もメルマガをお読みいただき、誠にありがとうございます。
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□プラスアルファって何よ?
前回のメルマガでは、
日本で一般家庭から発生したゴミの総量(平成14年度分)は
東京ドームの139杯分(5,161万トン)。
そして、
廃棄物 = 一般廃棄物 + アルファ
(日本中のゴミ) (一般家庭から出たゴミ) (?)
というところまでご説明しました。
今回は、その プラスアルファに関するお話になります。
さて、一体このプラスアルファって何のことでしょう?
「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」と言う法律を読んだことがある人
なら、もう答えが分かっているかもしれません。
「そんな法律なんて聞いたこともないよ!」という方でも、答えを見たら、
「あ〜 それなら聞いたことがあるよ」という単語です。
廃棄物 = 一般廃棄物 + アルファ の アルファとは・・・・
よ〜く考えよう〜
考えても、知らなければ分かりませんよね(笑い)
でも考えてみましょう!
答えはもうすぐ!もうすぐ!
正解は、「産業廃棄物」でした。
さあ これで、ピースが全て揃いました!
さっきの公式にあてはめてみましょう。
廃棄物 = 一般廃棄物 + 産業廃棄物
ってことは・・・
産業廃棄物 = 廃棄物 − 一般廃棄物 ?
そうなんです!
この数式だけで、廃棄物に関する定義を完全無欠に説明できるのです!
う〜ん Simple is beautiful
実は、この公式を知っているだけで、
廃棄物問題の5割までは解決します。
なぜなら、
「一般廃棄物」なら市町村へ、
「産業廃棄物」なら都道府県(政令市も含む)へ
相談を持ちかけなければ、話が進まないからです。
このあたりの応用的な話は追々触れていきます。
最初はまず、
廃棄物ってどんなもの?、どれくらい発生してるの?という
大枠を理解してもらえればと思います。
では、産業廃棄物の発生量はいくらくらいでしょうか?
環境省の平成14年度の調査によると、
その量、驚くなかれ、
「3億9300万トン!!」なんです。
「3億9300万トン」と言えば・・・・
マジンガーZの1965体分の重さです!!
※マジンガーZについて、詳しく知りたい方は、コチラをクリック
↓ ↓ ↓
http://www.maeda.co.jp/fantasy/project01/01.html
(かなり面白いHPです。NHKにも取り上げられていました)
一般廃棄物の年間発生量が、約5200万トンでしたから、
産業廃棄物は、その8倍近くの量が発生しています。
しかも!
統計調査の手法上の制約から、実際は3億9300万トンよりも、
もっと多いと言われています。一般廃棄物の量についても同様です!!
そのため、
日本で実際に発生した廃棄物(一般廃棄物+産業廃棄物)の量は、
年間5〜6億トンであろうと推計されています。
マジンガーZだと
2500体〜3000体・・・・
え!?そうすると
毎年毎年、そんなにたくさんのマジンガーZはどこに行ってるの?
と、恐怖を感じた方も多いと思います。
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次号では、
「マジンガーZ3000体はどこへ行った?」と題して、
廃棄物処理の流れについて、一緒に見て行きましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!!