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組織崩壊のキーワード ビッグ3(その2)

(^_^)v(^_^)v(^_^)v(^_^)v勝手に紹介コーナー(^_^)v(^_^)v(^_^)v(^_^)v


 このコーナーは、頼まれてもいないのに、尾上が「良い」と思ったものを
勝手にご紹介するコーナーです。


 記念すべき第1回は、
 メルマガ 「その内部告発ちょっと待って!公益通報者保護法を知る!」
 http://www.mag2.com/m/0000167550.html   です。


 このメルマガは、以前ご紹介したことがあるのですが、
 「良いものは良い!」ということで、再度ご紹介します。


 なぜ、再度ご紹介するのかと言うと、
 最新のメルマガの次の一節に、非常に共感したからです。


 (ここから)

 私が考えるコンプライアンスは
 コンプライアンスを
 「法令遵守をクリアーした上で、
 さらに企業倫理の考え方を使って
 よりよい会社環境を作りあげる活動」
 と定義したいと思います。

 コンプライアンスは
 法令順守+企業倫理

 この考え方が大切だと、まずは認識してください。

 (ここまで)


 「コンプライアンス=法令順守」ではない ということがよく分かる名文で
すね!!


 非常に読みやすく、かつすぐ使える情報が満載のメルマガですので、
 皆様も是非ご購読を!!
 http://www.mag2.com/m/0000167550.html  
 
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□ 組織崩壊のキーワード ビッグ3(その2)


 前回のメルマガでは、


 廃棄物の不適正処理現場で、様々なアウトローと対峙した結果、
 廃棄物処理に関して組織の崩壊が始まる時は、一定の法則があることに気が
ついた と書きました。


 その法則とは、次のようなものです。


 法則1
 「不祥事はある日突然やって来るものではない。そこに至るまでの小さな
  原因の積み重ねが必ずある」


 法則2
 「小さな違反の積み重ねが、感覚の麻痺につながる」


 この2つの法則は、産廃処理業者や排出事業者だけにあてはまるものでは
なく、行政を含めた全ての関係者にあてはまるものです。


 行政が、上記の法則どおりに行動した結果が、
 豊島を初めとする、大量の不法投棄現場の完成です。

 法則を知っているだけでは、危機が起こりつつある兆候を把握できません。
 知識として知っていても、それを現実に応用できるかどうかは別の問題だか
らです。


 では、どうすれば、知識を現実面に応用できるのか?


 その答えの大前提として、「問題の解決方法を知る」ということが重要です。
 そのためには、実際に数多くの問題に当たることが不可欠です。


 その現場体験がベースにあった上で、もう一つ必要なスキルがあります。


 それは、問題の兆候を、早期に把握する というスキルです。


 いくら問題の解決方法を知っていたとしても、問題が大きくなってから対処
するよりは、比較的小さなうちにつぶしてしまう方が良いのは明らかですよね。


 実のところ、
 問題の解決方法を知っている人は、数多くいます。
 

 しかし、その知識を活かし、できるだけ早いうちに、問題の被害を最小限に
くいとめることができる人となると、その数は一気に少なくなります。


 問題が小さいうちに、将来及ぶであろう害悪の芽を摘み取っておく。
 これさえできれば、不祥事の8割は日の目を見ることなく、静かに消滅して
いたはずです。


 逆に言うと、それが難しいので、世の中に不祥事の種が尽きることはないの
ですが・・・・

 今回のメルマガは、かなり深い内容になりました(笑)。


 しかし、メルマガのタイトルに、
 「キーワードビッグ3」と銘打ちながら、まだ一つもキーワードが出てきま
せん(汗)。


 次回、ようやくそのキーワードが登場します!!


 このキーワード
 非常に重要な働きをしているのですが、実態は非常に地味です(笑)。
 サッカーワールドカップの優勝国に、そんな選手がいましたね(笑)。


 対戦国の選手を挑発する暴言を吐いた選手も(汗)・・・・


 でも、その暴れん坊の存在自体が、次回お話しするキーワードと密接に関連
していたりします。フッフッフ・・・

「よく分かる!!廃棄物問題」
元産廃Gメンの行政書士による、廃棄物問題の解説。廃棄物処理法の問題点、ゴミ処理技術、信頼できる処理業者の見つけ方、すぐに効果が出るゴミの削減方法、住民運動の留意点、産業廃棄物処理業者の経営改善手法、法改正情報など、ホットなニュースをお知らせしていきます。
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