許可を取る前に『収集運搬業(積替え・保管を含む)の場合』

許可を取る前に「収集運搬業(積替え・保管を含む)の場合」

「積替え・保管」をしたい場合は、単なる収集運搬の場合とは違い、許可の取得にある程度の期間が必要になるのが通例です。
「積替え・保管」の場合は、事業地の近隣の方の同意や、事業計画の説明などが義務付けられていることが多いからです。
「積替え・保管」をする場合は、事前に以下のポイントについて熟考することをお薦めします。
  • 事業用地の立地は適切か
    産業廃棄物の積替え・保管の場所として、倉庫などの建物を用意することが条件となる自治体がほとんどです
    また、その積替え保管場所は、扱う産業廃棄物の量に応じた十分な広さを有していることも重要です
  • 倉庫内での作業者の粉じん対策
    産業廃棄物の選別作業などに伴い、倉庫内ではかなりの粉じんが発生しますので、防じんマスクなどの作業者の健康を守る十分な対策が必要です
  • 許可が欲しい品目はなにか
    単なる収集運搬と同様、「積替え・保管」の場合も、取扱品目の選定は慎重に行う必要があります。
    「積替え・保管」の場合は、取扱品目を追加するだけでも、相応の期間が必要になることが多いので、保管場所のスペースと、産業廃棄物の取扱量の最適な配分を考えるようにしましょう。